・期間
平成27年10月3日(土)~12月6日(日)
〈会期中無休〉
・入館料
一般:800円 大高:400円 中小:200円
10名以上の団体は1割引
平山郁夫の玄奘三蔵の求法の道の追体験は、画家としてのスタートである「仏教伝来」から始まりました。過酷なシルクロードでの取材を重ね、薬師寺の「大唐西域壁画」を絵身舎利として奉納することで結実しています。平成27年から薬師寺では玄奘三蔵の顕彰をすべく薬師寺に伝わるゆかりの宝物を特別公開する事業が開始されます。本展覧会では、薬師寺ゆかりの宝物とあわせて平山郁夫が描いた玄奘三蔵の世界にスポットを当てて紹介します。
〈第1展示室〉「仏教伝来」に至るまで
幼少期~仏教伝来を描くに至るまでの作品を展示。平山郁夫の歩みを紹介します。
〈第2展示室〉三蔵法師の求法の旅
平山郁夫が描いた三蔵法師の求法の旅を、佐川美術館所蔵の大唐西域画を中心に紹介します。
〈第3展示室〉薬師寺の宝物で見る三蔵法師
三蔵法師の取経、訳経の業績を薬師寺の宝物と平山作品で紹介します。
・主催
公益財団法人平山郁夫美術館、法相宗大本山薬師寺、株式会社中国放送、中国新聞備後本社
・後援
広島県・広島県教育委員会・公益財団法人ひろしま文化振興財団・尾道市・尾道市教育委員会
《大唐西域画 西方浄土須弥山》 平成19年 佐川美術館蔵
《大唐西域画 バーミアン石窟 アフガニスタン》平成19年 佐川美術館蔵
《薬師寺の夕べ》平成9年 佐川美術館蔵
《玄奘三蔵坐像》 鎌倉時代 薬師寺蔵
《唯識曼荼羅図》室町時代 薬師寺蔵
《弥勒菩薩坐像》鎌倉時代 薬師寺蔵
薬師寺作品撮影:飛鳥園