2024年は、広島県・四川省友好提携40周年にあたります。四川省は、今から約1800年前に英雄たちが群雄割拠した歴史ドラマの舞台のひとつである蜀でした。魏・呉・蜀の三国が争う物語は、国民的作家である吉川英治も筆を執り、平山郁夫は1979年の全集で挿絵を担当しました。武力ではなく人徳によって、民衆が安心して暮らせる平和な世にするために、漢王朝の復興を目指して立ち上がった劉備玄徳とそれを支える関羽、張飛、孔明たちの物語です。1982年には川本喜八郎によるNHK「人形劇三国志」が放映され、ブームを巻き起こしました。
これらの作品にあわせて平山郁夫が描いた中国の作品を紹介します。
主催
公益財団法人平山郁夫美術館、中国新聞備後本社
協力
有限会社川本プロダクション
会場
平山郁夫美術館(広島県尾道市瀬戸田町沢200-2)
展示構成
本展覧会は3つの展示室にて開催します。
- 第1展示室:平山郁夫の歩み
- 第2展示室:三国志と中国
- 第3展示室:三国志と中国
入館料金
一般1200円、高大学生500円、小中学生300円
(10名以上の団体は一般:1100円、大高生400円、中小生200円)
開館時間
午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
チラシデータはこちら(PDF)
【主な展示作品】
・川本喜八郎による三国志人形作品
・平山郁夫作品