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展覧会
平成27年12月7日(月)~平成28年1月27日(水)
会期中無休

瀬戸内とシルクロードは、平山郁夫の生涯にわたって重要なテーマでした。故郷・瀬戸内は、幼い頃の感性を育んだ場所であり、シルクロードは、日本画家としての成功の道を切り開いた場所でした。

本展覧会では、平山芸術の原点である瀬戸内とシルクロードを描いた作品を展示いたします。

 

主催
公益財団法人平山郁夫美術館

後援
広島県、広島県教育委員会、公益財団法人ひろしま文化振興財団、尾道市、尾道市教育委員会

会場
平山郁夫美術館(広島県尾道市瀬戸田町沢200-2)

展示構成
本展覧会は3つの展示室にて開催します。(展示作品計66点の予定)
第1展示室「平山郁夫の歩み」(展示作品20点)
第2展示室「平山郁夫の原点 瀬戸内・しまなみ海道」(展示作品21点)
第3展示室「平山郁夫の原点 シルクロード」(展示作品25点)

入館料金

一般800円、高大学生400円、小中学生200円
(冬休み期間中[12月23日~1月6日]の小中学生は無料)

開館時間
午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)

 

 

 


 

破壊されたバーミアン大石仏

破壊されたバーミアン大石仏

平成15年 「流出文化財を守れ」展

2002年8月にバーミアンを訪れ、破壊された東西の大石仏跡を描いた。この作品は、その時の取材をもとに、西大仏の無残な姿を本画にしたものだ。人々が二度と同じあやまちをおかさないよう人類の「負の世界遺産」として残すことを提唱している。

平山郁夫「流出文化財を守れ-アフガニスタンそしてイラク」展

 


 

 

群畜穹閭(画像)

群畜穹閭

 昭和48年 第58回院展

シリアのアレッポのバザールは国際的に名高い。ここの家畜市場を訪れた。人や動物の体臭、騒音と熱気。加わるにアラブ特有の羊料理の臭気。羊、山羊、牛など時に一万頭以上が集まるという大市場の雰囲気を再現しようとした作品である。

平山郁夫「信念の道程」

 

亜羅比亜の翁(画像)

亜羅比亜の翁

人類の文明発祥地であるイラクのメソポタミア地方にチグリス・ユーフラテス河がある。この周辺に、五千年から三千年前にわたる古代遺跡が散在している。

両河が合流してシヤット・アラブ河となり、その先にフッドという集落がある。そこに立つアラブ人の長老を描いた。

平山郁夫

 

求法高僧東帰図

求法高僧東帰図

昭和39年 第6回現代日本美術展

天竺への道を、玄奘や法顕のように多くの求法僧が目指した。求法僧の中には、道に迷ったり、病に倒れたり、あるいは盗賊に襲われたり、多くの旅人と同様に、途中で倒れ、目的を成就できなかった人も多い。

この図は、求法を終えて、中国へ東に向って帰る砂漠を行く集団の僧たちであるが、天竺への求法の旅を果たした僧たちがたどったその姿を象徴的に描いたものである。

平山郁夫

 

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敦煌A

敦煌A

いよいよ敦煌に向かう。大砂丘のような山並みが見えて来た。鳴砂山である。道端に敦煌莫高窟の石碑が立っている。ポプラ林の上に、莫高窟が遠望できる。長年の夢が叶い、とうとうやって来たという感慨が、胸を熱くした。

莫高窟の中心には、九層の屋根のついた建物が築かれ、軒に風鈴が吊り下げられていて、風にゆられて谷にこだまする。あたりに人気がなく、静寂そのものの谷に、しみ透るように響く音が印象的であった。盛んだった頃は、数千人の僧侶の読経の声が、谷に溢れていただろうと思うと、物悲しい気持ちに誘われる。

平山郁夫「平山郁夫全集4」

 

アンコールワットの月

アンコールワットの月

平成5年 アンコールワット展

戦火の終わらないカンボジアを平成3年に訪れ、アンコールワットを訪ねた。二十二年ぶりの再訪である。戒厳令下のアンコールワット遺跡の夜を訪ねると、満月が遺跡を浮かび上がらせ、平和な夢幻の世界に導いた。

平山郁夫

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問い合わせ

公益財団法人 平山郁夫美術館
電話0845-27-3800 FAX0845-27-3801

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